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スクール・通信講座選びのポイント − カリキュラムのチェックポイント

ここでは、FP試験のうち受験者の多い2級FP技能士検定を中心に解説します。

(1) ファイナンシャルプランナー講座の申込時期

2級FP技能士検定の本試験は1月、5月、9月の年3回です。
資格スクールでは、本試験の6ヶ月前頃から、受講開始となる講座が中心となります。

具体的には次のようになります。(2級FP技能士講座の開講時期の例)

1月受検目標・・・前年の7月〜8月頃
5月受検目標・・・前年の11月〜12月頃
9月受検目標・・・3月〜4月頃

FP試験は他の多くの資格試験と異なり、年3回チャンスがありますので、無理をせずゆとりを持って勉強を開始するのがよいと思います。

なお、2級FP技能士の勉強の前段として、基礎から学びたい方向けに、3級FP技能士の講座がセットになった講座もあります。この場合は、上記のスケジュールの1ヶ月ほど前から受講開始となり、勉強期間と並行して、3級を受検する流れになります。

(3級・2級FP技能士セット講座を受講する場合の例)
10月に3級の勉強開始 → 11月に2級の勉強開始 → 1月の3級本試験を受検 → 5月の2級本試験を受検

(2) カリキュラムのボリューム

FP技能士検定のカリキュラムの分量は、スクールによって多少違います。資料請求したら、これらの項目をよく比較しましょう。

  1. 講義の回数、総時間数
  2. テキスト・教材の種類、厚さ
  3. 問題演習や模試の回数

講座のボリュームと費用は比例

スクールと通信教育会社を比較すると、全体的にはスクールの方がボリュームが多め、通信教育の方が少なめの傾向があります。また、スクール間で比較した場合には、講座のボリュームと費用はある程度比例します。

ボリュームは消化不良にならない範囲で

カリキュラムのボリュームは多い方が、広い試験範囲に対応でき、アウトプット学習も多く積めますが、多ければいい、というものではありません。勉強範囲が多すぎて、消化不良となってしまう場合もあります。

本を読むのが比較的速い、理解のスピードには自信がある方や、勉強時間にゆとりがある方は、ボリュームの多めの講座を選ぶべきです。逆に、本を読むのがあまり速くない、資格試験の勉強にはあまり自信がない、仕事がとても忙しく時間が取れない、という方は、ボリュームの少なめの講座が無難ではないでしょうか。

ただし、ボリュームが少なめの講座を選ぶ場合には、講義やテキストでカバーしきれない知識を、問題演習で補っていく必要があります。アウトプット学習がきちんと含まれている講座を選びましょう。

なお、資格スクールの標準的な2級FP技能士検定対策講座(AFP認定研修付き)のカリキュラムの場合、週2コマ×6ヶ月程度が平均的です。通信教育講座でも、6ヶ月程度の学習期間としている講座が多いです。

(3) カリキュラムの構成

資料請求したら、カリキュラムの構成・内容もよく比較しましょう。2級FP技能検定向けの標準的な講座は、次のような項目を組み合わせたカリキュラムになっています。講座によって、全て含まれている場合もありますし、一部のみ含まれていて、一部は別途オプションになっている場合もあります。

  1. 分野別のインプット講義
  2. 提案書作成(AFP登録のために必須)
  3. 直前のまとめ講座
  4. 問題演習、模擬試験

特に、以下の点を確認しましょう。

  1. 2級合格後にAFPの登録をしたい場合は、申し込む講座がFP協会認定の「AFP認定研修」に該当しているか
  2. 問題演習や模擬試験が講座に含まれているか
  3. 教材に過去問題集や予想問題集が含まれているか

(4) 開講場所・日程

「開講場所 = 教室生講義」とは限らない!

通学講座で勉強する場合、開講場所はよく確認しましょう。
大手スクールの場合、校舎はたくさんありますが、教室での生講義は全ての校舎で開講しているとは限りません。ビデオブースでの受講や、テレビ画面でのサテライト講義となる場合もあります。

「○○校では実はやっていなかった」ということのないよう、自分が通いたい校舎でFP講座が開講されているか、パンフレットでチェックし、念のためスクールのスタッフにも確認しておくとよいと思います。

講義開始時間には余裕を持って出席できるか

また、意外に見落としがちなのが講義日程(曜日・時間)です。特に平日の夜、仕事帰りに通う方は、スクールまでの移動時間も考えて、講義の開始時間に余裕をもって出席できそうか念のため見ておいてください。